前回新患の獲得の重要性についてお話しましたが、せっかく来ていただいた患者さんも、継続して来院していただけなければ、バケツの底に穴が開いているのと同じになってしまいます。
ですから、経営上は新患の獲得と同程度に再診患者の継続来院を促す施策を打っていく事が重要となります。
具体的には①キャンセルの未然防止やキャンセル者、予約未定患者へのフォローアップ、といったリカバリについてのものと、②定期メンテナンスの来院を促し患者さんの囲い込みを図る、2点が重要になってきます。
かつてに比べう蝕罹患率が低下した今日においてはメンテナンスの継続なくして歯科医院の経営は成り立たないといっても過言ではないのです。
下記に当グループにおける開院から6カ月の実人数(≒レセプト枚数)を示します。
次回は実人数の推移が適正レベルなのかの考え方をお伝えいたします。